長い長い産後クライシスを脱した話②

子供が生まれてから勃発した実家問題。

前述の通り、お互い干渉しあわない素敵な二人暮らしだった私たち夫婦も、子供が生まれてから「お互いのやり方に口を挟まざるを得ない」状況に追い込まれてしまった。

さらにはお互いの親も、我が子&我が孫可愛さに干渉するようになり。

実父母はせっかちなタイプなので、子供の一歳祝い、七五三、何をするにも段取りをきちんとするよう私に言ってくるけど、夫はギリギリまで動こうとしない。そして夫の母親と二人で相談して勝手に決めてしまう。

「この人には…この夫の家族には…私も、私の実家も、他人なんだ。信用できないんだ…。」と次第に私も夫に疑心暗鬼になり。
夫(+実家)vs私(+実家)の構図になっていった。

一緒に住んでいても「この人は…私が好きだった、あの人なんだろうか…?」と悶々とし、「離婚」の二文字も頭をよぎる日々だった。

あー愚痴ばっかりですみません。
次回は、どうやって乗り越えたかを書きますね。

長い長い産後クライシスを脱した話①

子供が生まれるまで、お互いの領域には立ち入らない主義だった我が家。家事も完全分業制だったので、お互いのやり方には口を挟まなくてもすんだ。
一人目出産をきっかけに、お互いの領域に踏み込まざるを得なくなったのが、齟齬のはじまりだった。

例えば土曜日。
子供は朝からハイテンション。外出するなら午前中に出発し、夕方には家でゆっくりしたい。
夫は夜型。金曜の夜は2時まで起きてるから午前中は死んでいる。
どうするか?

パターン1。一人で子供を連れて外出。へとへとで帰ってきたら夫は謎の不機嫌。
パターン2。お昼過ぎまで夫が生き返るするのを待って、待って(夫は布団でスマホ、私と娘は隣の部屋で遊ぶ)、…午後5時前に出発し、デパートぶらぶら&家電店(夫の趣味)へ。当然子供は遊び足りず不満。

いま思えば、夫も初めての育児生活に慣れなかったんだと思う。思うけど。孤独な育児だった。隣にいても一人。夕方からは二人になるけど、嗚呼、子供は寝る時間です。

私は我慢して我慢してたまに爆発するけど、夫は黙ったまま。話し合いのスタイルができていない夫婦でした。

続く。(続くのか?!)

職場での搾乳について(4)~関連リンク~

スマホからブログ更新しているせいか、リンクがうまく貼れない…(汗)
また思い出したら追加するかもしれません。

【関連リンク】
日本ラクテーション・コンサルタント協会HP
http://www.jalc-net.jp/FAQ/ans11.html

やわらかな風の吹く場所に(戸田千先生のブログ)
http://smilehug.exblog.jp/18883394/
ちょっとわかりにくいですが「双子」タグに搾乳のヒントがたくさん。
優しい語り口に励まされます。

メデラ社HP
>職場復帰と母乳育児>母乳育児ライフ冊子(PDF)
母乳の冷蔵・冷凍時間の目安が書いてあり役立ちます。(メデラを使っていないので引用は少々気が引けますが…)

実は8ヶ月に入るころ、保育園から「そろそろ持ってこられなくても大丈夫ですよ」と言われ、搾乳は終了しました。
今もお昼休みに時間があれば絞っていますが、捨ててます。(搾乳器がやっぱり早くてしこりもしっかり取れる)
飲めるものなのに勿体ない気もしますが(笑)もう母乳はなくても保育園でしっかり離乳食を食べられるようになったのですね。

職場での搾乳について(3)~実践編~

カネソン さく乳器 ママらくハンド

カネソン さく乳器 ママらくハンド

私が使っているもの。(カネソンの回し者ではありません。他のメーカーを試してないもので。)
なお、母乳バッグコネクター付きがおすすめ。

【朝】
会社に持っていくもの
①搾乳器(バラしてビニール袋に入れる)
②冷凍母乳バッグ(カネソン)※ドラッグストアで購入可。
③タオル
④氷点下パック
フリーザーバッグ一枚
以上を保冷バッグ(100均の安いもの)に入れて出勤。

【昼】
手をきれいに洗って社内の個室へ。使用後の器具の置き場は必要なので、机があるとベター。ちなみに私は立ったまま、前屈みで搾乳しています。
搾乳器をセット。カネソンだと搾乳器に直接母乳バッグをセットできるのでらくちん。
一度うっかりこぼしたことがあるので机にタオルをしいておくと安心(゜ロ゜)
ネット情報ではトイレでも搾乳は可能らしい。(手と器具の清潔が保てれば。)

終わったら母乳バッグを閉じて、フリーザーバッグに入れて社内の冷凍庫へ。一晩完全に凍らせて、翌日のお迎えのときに保育園へ渡しています。

【夜】
帰宅して搾乳器をバラして食器用洗剤で洗う。
私は一応哺乳瓶消毒ケースで電子レンジ殺菌して、一晩干して翌朝しまってます。
部品が一つでも足りなかったら使えないから、しまう前に部品の数はチェックする習慣づけをおすすめしたいです(そんなドジっ子は私だけ?!)。

次回でおそらく最後です。次回は参考にしたサイトについて。

職場での搾乳について(2)~搾乳器を検討

保育園の事前説明会(3月下旬)で保育士さんに相談。
「ほとんどのお子さんは哺乳瓶で飲めるようになります。私たちが飲ませます。」と力強い言葉をいただく。
「ほんとに飲まなかったお子さんは、私が知る限り、過去、ひとりいました。そのお母さんは職場の休憩の時、飲ませにきていました。」
というので、いざとなったらタクシーで通うか…と覚悟をきめる。

出産した病院の「母乳外来」で分泌状態チェックと職場復帰について相談。
自分ではあまり出てないと思っていたが、カネソンの手動搾乳器を借りて試したところ、いきなり100mlほど採れて驚く。
手絞りではあまり採れないのだなあ。
搾乳器購入を検討。

産婦人科医ママと小児科医ママの らくちん授乳BOOK

産婦人科医ママと小児科医ママの らくちん授乳BOOK

(搾乳についてかなり詳しい記載あり、おすすめ。)
この本では、メデラとピジョンの二択みたいに書いてあったけど、私は悩んだあげくカネソンの手動を購入。
実際に使ってみることができたのと、部品がピジョン手動より少なそうだったのが決め手に。
電動は、使用頻度が少なそう(一日一回)なのと、職場に置き場がないため、候補から外した。
続きます。

職場での搾乳について(1)

4月に職場復帰したのですが、母乳育児を継続するため、毎日お昼休みに搾乳をしています。
職場での搾乳を始めるにあたりネットで情報を集めましたが、意外と知りたいことが見つからなかったこともあり、1サンプルとして記録を残してみます。
【プロフィール】
赤子…生後5ヶ月(保育園入園時)
母…10:00~16:00勤務。お昼休みは13:00~14:00くらい。事務職。
職場…休養室あり。冷蔵庫あり。職場と保育園は電車で30分。保育園から家は徒歩15分。
保育園…私立。完全に冷凍した母乳なら受け入れ可能。
【いきさつ】
赤子が生まれてしばらくは混合だったので楽観していたら、予想外にπ好きになったこともあり、復帰前にまさかの哺乳瓶拒否に。
毎日粉ミルクを飲ませようと試みるも、笑顔で哺乳瓶の乳首をペロペロするばかり。
まずい。このままだと赤子が保育園でお腹をすかせてしまう!
母乳を絞ったものなら少し飲んでくれたのと、昼間も絞ることで分泌を維持することができるので、搾乳について調べることにした。
しかし、一日分も絞れないよ…。

赤ちゃんは可愛いけど育児は楽しめないしなんなら毎日逃げたい気持ちです

赤子6ヶ月、まさに母体の免疫が切れる時期を迎え、今週月曜から丸4日38~39℃の熱が下がらなかった。
5日目の今朝から今のところ平熱を保っており、私の隣で熱心に生協のチラシをビリビリジュパジュパして遊んでいる。今夜も熱が上がらなければ大丈夫、かな。
火曜に受診して、一応熱の風邪っぽいから様子を見ましょうということで、熱が上がったら座薬を入れ、熱は下がるけどまた上がって座薬を入れ、の繰り返し。
木曜の朝「午前中に病院にもう一度連れていく」と夫と約束したものの、熱は37℃台になってるし、赤子が眠っちゃったりしたので、何となく病院に行かなかったら、お昼前に38℃超えてしまい、あわてて病院に電話すると「午後から受診してください」と言われたので、夫に病院に連れていってもらうことにした。夫に「なぜ病院にいかなかったのか?」と問い詰められ、「何となく、良くなりそうな気がしたから…」と答えるしかなく、ああ、私の場合、母親の勘は当てにならないな、所詮赤ちゃんのことについては素人だからな、どんどん悲観的になってしまった。

そもそも赤子が生まれた次の日、上の子の時の轍は踏むまい(⬅母乳飲ませるのが下手で半年くらいかかった)、入院中に頑張るぞと意気込んでいたら、助産師さんに「生まれた翌日だから、まだそんなに頑張らなくてもいいよ」と言われ、そうか~二人目だし、入院生活楽しもう🎵と眠りつづける赤子の写真などスマホに収めて喜んでいたら、3日目になって助産師さんに「赤ちゃんの体重減ってますよ!飲ませてください。足りないからミルクも足しましょう」と怒られてしまい、悲しくてワンワン泣いてしまったのだった。あの時は見舞いにきてくれた義父母、びっくりして帰っていったなあ。

4ヶ月検診ではまさかの股関節亞脱臼の疑いあり、で精密検査を受けることになってしまい、お医者さんに「変な姿勢で抱っこしてませんでしたか?」と言われ、ああ、二人目だし気持ちがゆるんでいたのかも…と本当に赤子に申し訳ない気持ちになってしまった。(ちなみに先日の再検査で無事治っていた。)

で、この2つの経験から、赤ちゃんってほんとこわい、いま楽しく過ごしていても、あとから大変なことになってしまうんだ…という苦い教訓を得たのだった。

赤ちゃんと二人の生活は本当に気が抜けない。
寝ればちゃんと息をしてるか心配だし、母乳は足りているか心配だし、そもそもいまこの子は果たして健康なのか、それとも後で大変な病気になる予兆を私が見逃しているだけなのか、不安はつきない。

死なせないかどうかの心配以外にも悩みはある。
機嫌良く遊んでいてもちゃんと私はこの子に合った知育ができてるのか、そもそも赤ちゃんとどうやって遊んだらいいのかわからないし、とにかく楽しめない。精一杯楽しんでいるふりをするが、5分と持たない。みんなどうしてるんだろう?
夫や5歳娘は結構楽しんで赤子とふれあっているのに私は乳をやるとき以外で赤子とふれあうのが苦手。正直苦手。
だから料理や洗濯など、理由をつけては赤子から離れようとするし(離れたら離れたで心配で一杯なのだが)、スマホに逃避してしまう。そして、ふと赤子の視線を感じて、精一杯の努力で笑顔を見せてみる。
ごめんね、スマホに逃げてて。
ごめんね、ひきつった笑顔しかできなくて。
ごめんね、遊び方わからないよ。

こんなに可愛いのに。
ちなみに、おそうじ本舗のCMに出てくる赤ちゃんによく似ている。とにかくめちゃ可愛い(⬅個人の感想です)。
なのに、二人きりで間がもたない。

仕事への復帰を急いだのも、ダメな私がそばについているよりも、赤ちゃんのプロにお任せしたほうが、赤子の成長にとって良いのではなかろうか、と思ったのも、ほんの少しだけ、ある。実際、仕事をはじめたら精神的に落ち着いた。全くもってダメな母である。(すべてのWMがそうだという話ではない。あくまでも私の話。)

こんな話をしていても、世の中にはワンオペ育児してる人もいるなかで、わが夫は多少こだわりはすぎるけど家事も育児も普通にやってくれるし、娘も赤子も聞き分けがいい良い子なのに、なぜ私は育児ノイローゼみたいになってるんだろうと思うけど、私の持って生まれた資質なので仕方がない。

パパの産後うつ、なんてのも以前話題になったけど、こういう人は、ホルモンバランスとか環境以上に、物事の受け止め方のパターンで、どんなこともうつに繋げてしまうんだろうと、とても理解できたのだった。